実は同じお米でも、炊き方一つでその味わいは大きく変わるものなんです…!
鷹栖町の米農家が毎日自宅でやっている美味しい食べ方を、特別にお伝えします。
◎精白米・無洗米の炊き方
1.お米を洗いすぎない
…お水で濡らしたお米を手早く1,2回かき混ぜ、あとは少量のお水に浸し、手のひらで押すようにして研ぎます。
2.しっかり浸水させる
…冬場は90分、夏場でも30分程度、炊飯前に浸水させると一層美味しく炊き上がります(この際に氷を入れると、さらに美味しさアップ!)
◎玄米の炊き方
1.玄米特有の"揉み洗い"
…水の中を流すように軽くかき回した後、両手で玄米をすくい上げて、軽くこするようにして揉み洗いします。これにより玄米の表面(糠)に傷をつけ、吸水しやすくします。
2.浸水時間をしっかり確保!
…玄米の場合、精白米・無洗米よりも長い時間の浸水が必要です。夏場で最低2~3時間、寒い時期は5~6時間が目安。朝出かける前や寝る前に、炊飯器のタイマーをセットしておくと便利です。
ご飯は、蒸らし加減でも味がずいぶん違ってきます。
炊飯が完了してから10~15分間はフタを開けずにそのまま蒸らすと、さらに美味しさがアップします!
◎保存方法
光が当たらない涼しい場所で保管すると、美味しさが長持ちします。
お米は、精米してから1~2ヶ月間がベストな「食べごろ」です。